Ruby クラスの継承とオーバーライド

Rubyはオブジェクト指向言語であるから、当然のことながらクラスの継承ができる。また、継承した子クラスから親クラスのメソッドをオーバーライドすることもできる。

class A
def hoge
puts "Aクラスのhoge"
end
end

class B < A
def hoge
puts "Bクラスのhoge"
end
end

cls = B.new
cls.hoge

# 結果
# Bクラスのhoge


ここまでは通常の継承とオーバーライドである。
しかし、Rubyではオーバーライドするメソッドに super を入れると、オーバーライド元のメソッドを実行することができる。これは面白い挙動だ。

class A
def hoge
puts "Aクラスのhoge"
end
end

class B < A
def hoge
super
puts "Bクラスのhoge"
end
end

cls = B.new
cls.hoge

# 結果
# Aクラスのhoge
# Bクラスのhoge


super は、いつでも呼び出すことができるうえ、何度も呼び出すことができる。

ちなみに、オーバーロードはないらしい。

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