SQL ServerのExpress Editionについて

 SQL ServerのExpress Editionといえば、無償提供されているデータベースエンジンであり、中小規模なシステムでは業務にも採用していることは多いと思う。

「ここまで使えるSQL Server Express Edition」@IT

改めて最新版の特徴がまとめてある。
あまり考えなく「無償だから」と採用する技術者もいるかもしれないが、
有償版との違いをよく理解しておくべきだ。

ネックになるのは、使用可能な物理プロセッサ数よりもむしろメモリ使用量の1G縛りだと思う。
SQL Serverはこのあたりが自動管理されているので、1Gだと思うようなパフォーマンスが出ないケースも考えられる。
ただ、最近のものはExpressとはいえ、仮想化にも対応しているようだ。
仮想環境で使うのが合っているのかもしれない。



Management Studio ExpressでGUIによるDB管理もできるが、確かこれはインポートやエクスポートができなかった気がする。テーブルを一つ一つSQLコマンドで出したり入れたりするのはめんどくさいので、環境移行する際にはちょっと注意が必要。
あと、DLするところを間違えるとよく英語版を落としちゃったりするw
今は違うのだろうか。


他にも無償版DBはたくさんあるが、管理のしやすさやなじみ深さ、.NETとの親和性などの利点は多いと思う。

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