SQL ServerのローカルDBにSSMSから接続する
ローカルでテスト用にちょっとだけ SQL Server を使いたいと思う時があります。SQL Server をインストールするのもいいのですが、フル機能は必要なく、テストで使いたいだけであれば「SQL Server LocalDB」が便利です。
SQL Server LocalDB
SQL Server LocalDB は、Visual Studio をインストールする時に「ASP.NET と Web 開発」をインストールしていればインストールされているはずです。
SQL Server LocalDBの確認
コマンドプロンプトを起動して、
sqllocaldb info
と入力してインスタンス名とバージョンが表示されていればインストールされています。
MSSMS (SQL Server Management Studio) から LocalDB に接続する。
サーバー名:(localdb)\MSSQLLocalDB
認証:Windows 認証
接続できました。
デフォルトでは「sa」のログイン権限は無効になっているので、有効化したい場合は以下の手順でログイン権限を有効化します。
- オブジェクトエクスプローラーで、[セキュリティ] - [ログイン] を展開。
- 「sa」を選択して右クリック。「プロパティ」を開く。
- 「状態」の「ログイン」を「有効」に変更。
- 「OK」を押下して設定を保存。
これで次回から「sa」でログインできます(パスワードは「全般」から設定できます)。
照合順序の変更
テスト用 DB を作ったあと、照合順序を変更します。これを変更しないとテーブルを作って日本語のデータを入れたら文字化けします (テーブルのデータに日本語を入れないなら変更は不要です)。
- 対象のデータベースの「プロパティ」を開く。
- オプションの「照合順序」を確認。
- 初期状態では「SQL_Latin_1_General_CP1_CI_AS」になっているので、これを「Japanese_CI_AS(SQL Server 初期設定)」に変更。
以上で LocalDB が使えるはずです。